竹鶴事件 |
Whisky
かつて我が家には竹鶴事件という偽証事件がおきました
その事件は連続テレビ小説「マッサン」の放映された2015年
主人が「竹鶴ピュアモルト」というウイスキーを買ってきて
ショットグラスで時々飲んでいたのです
そのころ、私は蒸留酒であるウイスキーの40度のアルコールなんて
とてもじゃないけれど飲めないことになっていたのです
主人と私は味覚の相性が抜群によく
主人はこんなにおいしいウイスキーを私にも分かってもらいたいと
ウイスキーを飲むたびに、私に「一口飲んでみなよ」と
水を一滴だけ入れたストレートのウイスキーを勧めてくるのですが
アルコールの強さが最初にきてしまい
当然おいしさがわからなかったハズ
でしたが、
「あれ?いい香り」「あれれ?おいしい?」と思えるようになりました
主人が仕事でいない夕食は、ちょっぴり「竹鶴ピュアモルト」を拝借
「おいしー」またまたいない日に「おいしー❤」
気がづけば「竹鶴ピュアモルト」はあと2センチくらいしか残っていません
そして、事件発生です
「あーごちそうさま。晩飯のあとは久しぶりに竹鶴でも飲むかな」
と竹鶴を箱から取り出す主人
どうしよう!!!
「あれ?なんでこれしかないの?」
「えー、一緒に飲んだじゃん」とわたし。
「お前の浅はかなウソはお見通しなんだよ!飲んだな!」
「バレたか!」
「事件だ!竹鶴事件だ!でも、料理に使ったと言えば騙せたのに」
あ、そうか
そして、二人で残り2センチの竹鶴をストレートで飲みました。
これが竹鶴事件の全容です
そして、翌年の秋にはRara iuvantの作品展に大麦を描いた
ウヰスキーセットを出品することに

やっぱりお値段のするものはおいしいです
でも、お気に入りは
どちらもシングルモルトウイスキーです
すっきりと澄み切った味で
今夜も食後に主人とボウモア12年を
いい夜です
PS:写真は私の(主人の?)ウイスキーコレクションです
Ede, bibe, lude, post mortem nulla voluptas.